思考があちこち

好奇心が止まらない人のゆるい日常

ひさしぶりにスプライトを飲んだ日に思い出したこと

最近、ミセスグリーンアップルというアーティストのライブビューイングを観るために映画館へ行きました。

喉が渇いた私は無性に何か飲みながら鑑賞したいと思い、ドリンクを買いに並んだのです。選んだのはスプライト。

在宅が多いこともあり、水・茶・コーヒーしか飲まない自分は、久方ぶりに甘い炭酸ジュースを口にしたのです。しゅわしゅわと口に広がる炭酸とさわやかな甘みと共に蘇ったのは、数年前のシンガポール旅行でした。

 

フライトで訪れていたときから年中暑いとは知っていたものの、私か訪れたときは特に暑く、ずっと喉が渇いていたんですよね。普段飲まないコーラやスプライトがやたら美味しく感じて、毎食時に飲んでいたんです。現地にいると美味しくなるあの感覚は、なんなのでしょうね。日本にいたら、絶対にお茶を選ぶのに。

 

ミーハーではないし、染まりやすいタイプでもない。日本にもあるはずなのに普段飲まないものを、積極的に飲みたくなってしまう不思議な体験でした。一緒にいた連れには「外国にいるからだよ」といわれています。

 

その後日本に戻っても炭酸飲料が前より好きになったとかはなく、ずっと水やお茶を飲んでたと記憶しています。

 

そういえば、イギリス留学時代にも同じ現象に遭ったなぁ。日本で好んで飲むことはなかった紅茶を、毎日飲むようになったのです。甘いものには、紅茶が必要になったのもこのとき。紅茶に関しては、日本に戻ってからも大好きでよく飲んでおりまする。

 

海外かぶれという言葉があるけれど、海外に行って染まるのは楽しいことだと思う。一旦染ってみて、また戻ると新しい自分になっていたりするもの。自分の好みや価値観、思考が洗い出されていくんじゃないかな。

 

と、ふと手にした飲み物から湧き出た思い出で、また話が飛躍してしまいました。