思考があちこち

好奇心が止まらない人のゆるい日常

ワンピースのワノ国が長いけど面白すぎた件

さて。20数年にわたるONE PIECEに、数ヶ月で追いついてみましたよ。アニメで。

今は、ワノ国編が終わって新章に突入したところだったのね。ワノ国もいつものごとく、長い章だったけど色々と素晴らしかったので整理したいと思う。

自分の好みっていうのもありますけども、ストーリーの順不同で、見どころをPUしてみます。

 

最悪の世代のトリオが再集結

ルフィ、ロー、キッドの再集結で思わず嬉しくなったのです。カイドウの対面したときは、シャボンディで海軍と敵対したときと同じ並びで、なんだか胸が熱くなる…

なんてたって、クールなローが負けず嫌いな一面を見せるのが可愛い。化学反応というやつかな?3人それぞれが船員には見せない態度で、お互いにほどよい牽制と交流をするところがたまりません。このトリオの再集結はとにかく楽しみにしていた!

 

ストーリーが緻密

ワノ国辺はとにかくあらゆる要素がつながっていく、緻密なストーリー性も魅力。誰と誰にこんな繋がりがあったとか、ある人の正体だとか、、少し頭が追いつかなくなってくるけど、話がつながっていくたびに引き込まれていきました。

 

明らかになるいままでのつながり

これまで登場したサブキャラだったり、大物海賊の過去が明らかになったりなど、今まで気になっていたことが色々と明らかになります。

白ひげとかロジャーの過去、ビッグマムの過去、おでんがポーネグリフを読めることなど。洗い出したらキリがないけどざっとこんな感じですね。伏線回収ってなんとも言えない気持ちになるじゃないですか。そんな気分が連続しました。

あと外せないのは、頂上戦争でなんとなく気になった白ひげ海賊団の和服の美男…ワノ国の武士イゾウだったんてすね。白ひげのメンバーになった経緯も含め、なるほどー!となったのです。こういうストーリーの回収、だいすきです!

 

モモの助の成長

パンクハザードで麦わらの一味に出会って、ルフィのいろんな言葉に触発されてきたモモ。モモの助の覚悟が本当にかっこよくてしびれたのも、ワノ国の魅力でした。子供ながら背負うものが大きくて、でも子供だから力が足りなくて、葛藤と戦っていたんですよね。ルフィは厳しい言葉をかけながらモモを激励して、その度にモモは成長して、1人で大きな決断までできるようになって。ついに自分が20年歳をとることでカイドウと対等になって国を救うという決断に至る。モモの覚悟がなかったらワノ国は救えなかったもんね。(中身は子供だけど)大人になったモモ、凛々しくてとってもかっこよかったです。

 

胸糞キャラ祭り

みんな大嫌いな黒炭オロチに裏切り者のカン十郎、個人的には疫病を作ったクイーンやうるティも嫌いで、とにかく鬱展開を続々ともたらしてくるキャラが登場します。ドレスローザもなかなかに腹立ったけどドフィはカリスマティックな部分があったんですよね。オロチに関してはカイドウの威光を利用している上に小心者。成り上がったのも黒炭の親戚?の妖術で、やり方がとことん汚いのよね…自力でのし上がったのであれば尊敬できる部分もあったかもしれないのに、ワンピース屈指の残念な人でした。スパンダムと同じにほひがします。胸糞のわるさを通り越して空虚で可哀想な人に思えてくるんですけどね。ちなみに、うるティは騒音系なので苦手でありんす。

 

エースが関わってる…!

みんな大好きエース!私もとっても好きなのですが、ワノ国に希望を与えた存在でしたね。頂上戦争でリトルオーズに傘をプレゼントしてた回想がすごく好きだったんだけど、お玉に教わったんだなあとじんわり。海賊として捕まって食料やらなんやら奪われたのに一切怒らず、むしろ国を救おうとしたのもエースらしさが満載。エースが人々の心の中で生きていて、本当によかった。この男の再登場(回想だけど)どれだけの人が喜んだたろうか。やっぱりどこまでもルフィの兄貴でカッコイイ男だと思いました。

 

逆裏切り的なシーンも面白い

カン十郎は裏切り者だったけど、逆に敵と思いきや味方でした!みたいな度肝抜かれる展開なんかもありました。あの血も涙もなさそうな狂死郎親分と、小紫太夫の関係性がわかったときは興奮してしまったなぁ。小紫が生きていた時点で何かワケありだろうと思ったけど、20年間秘密を守り続けた2人の心の強さに脱帽。そうするしかなった境遇にあった苦しさを思うと胸がいっぱいになりましたね。

 

演出がかっこいい

白いイノシシを倒したおでんの必殺『桃源白滝』が繰り出された時の文字の演出がすてきでした。漢字っていうのがまたね。日本らしい世界観がかっこよく映し出されていたと思います。

 

そんな感じで上げればキリがないのですが、ワノ国のことならいくらでも語れそうです。